オンラインインターン生*ゆうかちゃんが製作した動画です!
「途上国に学校を建てる」という夢を叶えるため
北海道室蘭市で任意団体「はちどりプロジェクト」を2011年1月設立しました。
同年6月現地へ伺い、カンボジアにある教育省に、内戦時に学校が燃やされたプレイキション村をご紹介頂き、
2011年11月から現地に住み3ヶ月間かけて旅人157人と一緒に小学校を建設。
夢は叶い、2012年2月小学校が完成。
学校をカンボジアに譲渡し、はちどりプロジェクトが建てた学校は
カンボジアの公立の学校となり教科書が支給され先生が赴任されました。
ですが建設しただけでは、子どもたちが学校に通えない現実を知りました。
貧しさのため、隣国のタイに両親は子どもたちを連れて出かせぎに行ってしまうのです。
村のお母さんたちが、出稼ぎに行くことなくプレイキション村で働くことができたら、
子どもたちは学校に通うことができるだろうと就労支援事業に取り組むことを決め、
長期的な支援のためにはNPO法人として活動するのがベストと判断し2013年NPO法人はちどりプロジェクトの設立に至りました。
◆プロジェクトを立ち上げた背景
カンボジアの就労支援事業では、村のお母さんたちに
現地の綿と井戸水で紙を漉いてもらい、その紙をカレンダーにして販売しお給料に繋げてました。
活動を続けていくなかで、電気もガスも、水道もなかった村が少しづつ発展していきました。
一番大きかったのは、村に4年くらい前に電気が通ったことでしょうか。
村の人たちの暮らしが変わっていきました。
一部の家ではテレビが見られるようになり、プロパンガスを使う様になり、合成洗剤を使う家庭が増えてきました。
井戸水が生活用水のプレイキション村で、合成洗剤が頻繁に使われていきました。
このままでは、土壌汚染が懸念されるので
環境に優しい石けんを村でつくり、たくさんの人に使ってもらうため
就労支援事業のなかで、紙だけでなく石けんをつくり、
環境保全事業も活動に加えることにしたのです。
石けん教室に通い、石けんづくりを教える資格も取得し勉強を重ねました。
石けんは、植物からできたオイルを主原料につくることで
下水のない村で使っても、土の中にしみ込んだ汚水は約24時間で微生物が分解してくれます。
肌にも、地球にも優しい石けんです。
この石けんをつくって、村の人たちに愛用頂き
尚且つ、カンボジアの観光地シェムリアップで販売するため
2019年プレイキション村に石けん工房を建設し、石けんづくりを始めたのでした。
ですが、作り始めた翌年コロナ禍になり、カンボジアに観光客は来なくなりました。
コロナ禍で、カンボジアに行くことが難しい中、2021年10月。
私は約2年ぶりにカンボジアに行きました。
驚いたのは、学校の手洗い場には、洋服用の洗濯洗剤がぶら下げられてました。
先生に洋服洗剤は手肌に良くないことを伝え、従業員のティオに定期的にはちどり石けんを取り付けにくるよう指導
コロナ禍ではカンボジアの販売は厳しいため、日本での販売を検討し会議を何度も重ねました。そして
室蘭でカンボジアの石けんを販売することに決めたのです‼
①プレイキション村の人たちがつくった環境に優しい石けんを日本で販売することで、村の従業員たちの雇用を守る。
②雇用を守ることで、子どもたちが出稼ぎに連れていかれることなく学校に通うことができる。
③環境に優しい石けんを使うことで、合成洗剤との違いを知ってもらい、SDGsの目標にも謳われている「つくる責任・使う責任」について気づいてもらう。
◆私たちが届けたい石けん
植物由来の油を原材料にし、尚且つコールドプロセス法といって材料に熱を加えず製作します。
つくってから1ヶ月~1ケ月半の期間をかけて鹸化(けんか)させることで、材料に含まれる良質な成分が壊れにくく、グリセリンが自然な形で溶け込んだ石けんとなります。
カンボジアでコールドプロセス法でつくった石けんを輸入販売するには、
日本で化粧品製造販売業許可 を取得しなければ販売することができません。
雑貨石けん(用途としては食器洗剤など)として販売することはできますが、お肌への効能などをきちんとお伝えした石けんとして販売するために、保健所に申請し、化粧品製造販売業を取得したうえで石けんを販売させて頂きます。
この申請をおこなうと、化粧石鹸を室蘭でも製造することもできるので「室蘭石けん」も製造していきたいと思います。
◆北海道室蘭市と石蔵つきの一軒家のご紹介
代表 恵の出身地*北海道室蘭市にオープンします!
室蘭には、その昔何件かの酒蔵があったそうです。
ご縁あってお借りしている蔦が綺麗なこの石蔵は
その酒造屋さんの財産を保管していたそうです。
国の政策により、現在では室蘭でお酒をつくることはなくなったそうです。
はちどりプロジェクトはご縁を頂いたこの石蔵を
石けんショップとして使わせて頂くことに決めました。
石蔵と一軒家のリフォーム代金
〇業者さんのリフォーム代金 4,000,000円
〇自分たちでDIYする費用 750,000円
〇クレジット決算の手数料、リターン250,000円
◆2022年6月
業者さんによるリフォーム工事(約3週間)
業者さんに頼まないリフォームの為のDIYをスタート
◆2022年7月下旬
リフォームの工事終了→9月終了予定
◆2022年7月24日(日)
ショップ&工房 完成 はちバンドLIVE*PARTY
→はちどり石蔵での「はちバンドLIVE*PARTY」
◆2022年8月
保健所へ化粧販売製造業の申請→9月
代表 宮手恵カンボジアへ渡航し、カンボジアで製作した石けんの輸出準備
◆2022年11月→12月
保健所からの申請がおりる予定
石けんSHOPをオープン、カンボジアの石けんを輸入販売、室蘭石けんを製作。
石けん工房となる一軒家の一室
室蘭には、素敵な人がたくさんいます。
この石蔵付きの一軒屋のリフォームは
一級建築士 幸恵さんにお願いしていなければ、
スタートラインに立つことすらできませんでした。
幸恵さんは、蘭歴建見会という室蘭の歴史的建造物に関心をもつ市民のサークルの代表をされています。
建物に興味がなかった私ですが、幸恵さんの建物を愛する想いが
この石蔵に新たな役割をもたらす事になりました。
そして最後にもう一人ご紹介させてください。
看護師であり、2人の娘さんの母でもある室蘭事務局長 まみこさん。
彼女の影なる頑張りが室蘭の活動を支えてくれました。
他にも数えきれないほど、たくさんの皆様にお世話になりながら、
室蘭石けんSHOPのリフォームがいよいよ始まります。
応援頂けましたら幸いです。
そして、オープンの暁にはぜひ室蘭にお越し頂き
この石蔵に会いに来ていただけたら嬉しいです。
何度も、何度も会議を重ね、悩み、もがきながら
代表 恵は、8年間住んでいた神奈川を離れ
室蘭に移住することを決めました。
学校に行くことの有難さを、
学校建設を通して知りました。
就労支援事業で働けることの幸せに
気づくことができました。
この活動を通して、更に環境保全事業の大切さを痛感しました。
社会課題は時代と共に変化していきます。
現状にしがみつくことなく、恐れることなく、信じた道を歩むため、
変わらないために変わることを選び続け
室蘭石けん工房&ショップをオープンすることに決めました。
応援頂けたら幸いです。
微力だけど、無力じゃない
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